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情報発信コーナー(2022年8月)

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☆ 栄養サポート通信 ☆

皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを随時配信しています。

 

今回のテーマはこちらです ↓↓

"こまめな”水分補給って?

今年の夏も猛暑日が続きましたが、熱中症予防に、こまめな水分補給はしっかり行っていますか?
しかし「こまめに」と言ってどの程度を目安に飲んでよいかわからないという声をよく耳にします。
そこで本日は水分の必要量と、摂取頻度についてお話していきたいと思います。

 

人間の身体の50~60%は水分で構成されています。
この水分は血液や細胞液として、身体に酸素や栄養を運搬したり老廃物を排泄したり重要な役割を担っています。成人の場合1日におよそ2500mlの水分が汗や尿として排出されているため、生命維持のためには同じだけの水分が必要となってきます。水は身体の中でも作られますがその量は300ml程度とわずかで、残り2200mlは体外から摂取しなければなりません。

お水を毎日2Lも飲むのはしんどいな、と思われたかもしれません。
でも水分は飲料からのみ摂取されるのではありません。毎回食べる食事にも、水分は多く含まれています。
スープなどの汁物に限らず、野菜やご飯などにも含まれているので、皆さんが意識せずに食事からとっている水分量は、約1000ml程度と言われています。
すると残り1200ml、これを飲料で摂取していけば良いわけです。
ただし一気に飲んでも余分な水分はすぐに排泄されてしまいます。
また喉が渇いたときにはすでに身体は脱水状態で、身体的に危険な状態となっています。
だから常に「こまめな」水分補給が必要とされるのです。

 

1200mlを1日で摂取するとして、1回に飲める量をコップ1杯(150ml程度)とすると合計8回です。
①朝②昼③晩の食事で3回、その他、④起床時 ⑤10時 ⑥15時 ⑦入浴前 ⑧就寝前

といったタイミングが「こまめ」にはおすすめです。

 

しかし、夏場には体温調節のため発汗が増えて、水分の排出量が多くなってきます。また暑いと食欲が落ちて欠食したり、少食になったりといった食事の乱れもおこりがち。
排出量の増加に加えて、食事の分の水分が摂取されないと、ますます身体は脱水状態が深刻化してしまいます。

水分補給も大切ですが、3度の食事もしっかりとっていくことが大切です。

また、普段の生活と異なり、食事量が極端に少なかったり、運動をしたり特別大量の発汗があった場合は、水の他に塩分を補給する必要が生じてきます。
飲み物の種類については、以前の記事をあわせてご参照ください。

高齢者は身体に水分を蓄えてくれる筋肉の減少や、喉の渇きを感じにくくなっていることなどから、気づかぬうちに脱水状態になっていることが多々あります。
周りの方もお声がけしたりして、注意してさしあげましょう。

 

規則正しい食事と水分補給を心がけ、残りの夏を元気にのりきりましょう!

 

 

♪今月のレシピ♪ 【トマトと玉ねぎのさっぱりサラダ】

 

大葉とかつおぶしの風味がきいた、暑い夏にもさっぱりといただけるサラダです。
トマトは水分が多い野菜のひとつ、水分とミネラルが一緒に摂取できる優れものです。
切って和えるだけの簡単レシピ。
お夕飯のもう1品に、よく冷やしてお召し上がりください。

 

 

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