年末年始でもまずやはり意識してほしいのは、3食バランスの良い食事です。冬休みに入って生活が乱れ、夜更かしや朝寝坊、朝食抜きで間食増加、などありがちなパターンです。
休暇中も規則正しく生活できるかどうかで、休暇明けのパフォーマンスが変わってきます。
また、ごちそうを食べる機会が増える時季ですが、いつもと違うクリスマスメニューや、お節料理でも意識次第でバランスをとることは可能です。例えばクリスマス。ローストチキンとケーキが定番かと思われますが、これでは主食、主菜、副菜のうち、チキンの主菜しかとれません。主食となるお米の料理やパンなどを合わせるほか、副菜として野菜たっぷりのコンソメスープや、サラダ、グリル野菜などを付け合わせることで、バランスが整います。ポテトサラダやマカロニサラダは、糖質と脂質が高いサラダですので、この場合の副菜にはおすすめできません。同じくケーキも糖質と脂質が高い食品です。食べすぎには注意しましょう。
お正月のお節は、様々な食材を少しずつ料理したお重が主なので、実はバランスのとりやすいメニューです。お雑煮は地域にもよりますが、主食のお餅、主菜の鶏肉や魚、副菜の根菜類や青菜などが入ったバランス栄養食。おすすめのお正月料理ですが、お餅は2個でご飯1杯分のエネルギーがあるので、食べすぎには要注意です。お煮しめなどを多めに食べると、お野菜もたっぷり食べられます。
ただ、お節は保存食でもあるので、味付けは非常に濃くできています。資料を参考に、こちらも食べすぎないように心がけましょう。