Cooperation

戻る

情報発信コーナー(2021年2月)

戻る

☆ 今月の栄養サポート通信 ☆

皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを毎月定期的に配信しています。

 

今月のテーマはこちらです ↓↓

しっかり食べて、貧血予防!

【しっかり食べて貧血を予防しよう!】※クリックして拡大
【しっかり食べて貧血を予防しよう!】※クリックして拡大

 

このところやけに疲れやすかったり、訳もなくだるかったり、なんだか体調が優れないといった症状はありませんか?
その不調はもしかして、貧血のせいかもしれません。

貧血は、体内で酸素を供給する役割を持つ赤血球のヘモグロビンが少なくなった状態です。つまり、全身が酸欠を起こしているということ。これでは身体がうまく機能せず、不調をきたすのは当然です。
貧血では、倦怠感の他にも、眠りが浅い、息切れする、爪が弱くなった、氷をたくさん食べてしまうなどの症状を伴うことがあり、こうした症状が見られたら要注意です。
貧血には様々なタイプがありますが、その多くが鉄欠乏による貧血です。胃腸からの吸収異常や月経・疾病などによる出血過多が見られる場合もありますが、まず疑って欲しいのは食事からの摂取不足です。
鉄は様々な食品に含まれていて、それぞれから少しずつ吸収されますが、何かに偏った食事や、ダイエット・食欲不振などにより食事量が低下すると、相対的に鉄の摂取量が減少してしまいます。
つまり、貧血には適量の食事をしっかりバランスよくとることが何よりも大切なのです。

合わせて貧血の方に特にしっかり食べてもらいたい食材は、良質なたんぱく質が豊富で、吸収率の高いヘム鉄を多く含む肉や魚など。また、非ヘム鉄を含む大豆製品やほうれん草、海藻などもおすすめですが、野菜や果物に豊富なビタミンCを合わせて摂ることでさらに吸収率を上げることができます。

 

 

 

2020年度日本人の食事摂取基準において、18歳~29歳の「鉄」摂取推奨量は男性7.5g、女性月経なし6.5㎎/あり10.5㎎である一方、令和元年度の国民健康・栄養調査では、20~29歳の1日1人当たり平均摂取量が、男性7.4㎎、女性6.2㎎と、男女とも推奨量に実際の摂取量が追いついていない様子がわかります。

センターの実施してきた貧血チェックでも、貧血気味の方が多く見受けられました。ご自分の食生活を振り返り、心当たりのある方は、しっかりバランスの良い食事を心がけましょう!

 

 

♪今月のレシピ♪ 【貧血予防にもおすすめ!レシピ集のご紹介】

 

センターでは、貧血の方におすすめの肉や魚を使ったレシピを健康レシピのコーナーで多数公開しています!

 

まだ見たことのない方はぜひ、一度チェックしてみてください!

 

 

過去の栄養サポート通信
前のページに戻る