地域看護学は、人々の健康やQOLの向上、健康を支えるコミュニティづくりを目指し、公衆衛生看護(行政、産業、学校）と在宅看護として展開される専門領域です。

　近年では、少子高齢化に伴う核家族化や地域ネットワークの弱体化による孤独・孤立から生じる健康課題、生活習慣病の増加、地域包括ケアシステムの構築、パンデミックや災害などに対する健康危機管理など、地域での看護活動の重要性がますます高まっています。

　社会情勢や制度・施策の動向を踏まえ、個、家族、グループ、組織、地域コミュニティと重層的に対象を捉えながら、地域特性に応じた看護実践を展開していくことが地域看護学の特性です。

　ともに地域看護実践の奥深さ、おもしろさを探究してまいりましょう。

・公衆衛生看護および保健師活動に関する研究

・在宅看護・訪問看護および訪問看護師活動に関する研究

・地域における保健予防行動および健康教育に関する研究

教授　　臺　有桂

准教授　松坂　由香里

准教授　中山　直子

メール（*を@に変更してお使いください）

　dai-4fq*kuhs.ac.jp