Department

戻る

リハビリテーション学科

戻る

学科長メッセージ

リハビリテーション学科長笹田 哲

リハビリテーションの使命に共感し
挑戦していく皆さんを歓迎します

リハビリテーション学科は、理学療法学専攻と作業療法学専攻から構成されています。
リハビリテーション専門職は、障がいのある人々に対して機能改善だけでなく地域で生活することを支える視点が求められます。優秀な教授陣による臨床・実践教育に重点を置いたカリキュラムで、科学的根拠に基づく技術をはじめ、障がいのある人々の苦悩を理解し共感できる態度や多職種と連携し豊かなコミュニケーション能力を備えた人材を育成します。
リハビリテーションの使命に共感し、保健、医療、福祉、教育分野で自分の可能性に挑戦したいと志望を抱いている皆さんを私たちは心から歓迎します。

専攻長メッセージ

理学療法学専攻長仙波 浩幸
            

理学療法が必要なすべての人に
心身ともに支えるセラピストになろう

理学療法士は、身体機能・活動の回復・向上、障害の予防のために、科学的根拠に基づく運動療法や物理療法などを実施し、生活の質の向上を図り社会参加を援助します。医療機関、地域や在宅、教育、研究、行政と活躍の場が拡大するなか、豊かな人間性と優れたコンピテンシー(知識と行動)をもつ理学療法士になりたい皆さんを歓迎します。

リハビリテーション学科
理学療法学専攻 准教授

鈴木 智高

対談

リハビリテーション学科
理学療法学専攻 2年

佐藤 凜

今どんなことを学んでいますか?

佐藤

授業では、まず人間の基本的な動作を座学で学んだあとに、この動きはどういう仕組みで動いているか、実際に自分でやってみてフィードバックしながら身体で覚えています。理学療法学専攻の学生は人数が少なく、また実技ベースの授業が多いので、わいわいコミュニケーションを取りながら、すぐに打ち解けることができ、全体的に仲が良いです。

先生、専門科目を学ぶためのコツはありますか?

鈴木

理学療法学の場合、人間総合科目、解剖学、生理学があって、その上に身体運動学があって、さらにその上に理学療法学の授業があります。1年・2年の座学で学ぶ基礎的なことをしっかり押さえないと表面的な理解に留まってしまうので注意が必要です。また実技については、実際の患者さんは健常者である学生同士の練習とは異なり、筋力が低下していたり身体に不自由を抱えていたりするので、そういう状況も意識しながら練習ができれば、より良い結果がでると思います。

見学実習にいってみて、どうでしたか?

佐藤

1年生のうちに3日間かけて行く病院実習では、今勉強している理学療法士の知識が患者さんに直結して役立っていることを認識することでき、勉強のモチベーションが高まりました。また、実際の患者さんを見たことで、具体的に患者さんのことをイメージしながら実技の練習をすることができるようになりました。

勉強以外に取り組んでいることはありますか?

佐藤

基本的に体を動かすのが好きなので、1年生のときはうみかぜ公園でバスケをしたり、体育館を借りてドッジボールやバレーなどのスポーツ大会をやったりしました。サークルはバスケサークルに入っていますが、新型コロナウイルスの影響で、なかなか活動ができなかったので、今後は新しいサークルにも入って、先輩との縦のつながりも作っていきたいです。

先生から受験生に対してのメッセージ

鈴木

理学療法士を目指す場合には、国家試験の受験が待っていますが、免許を取得してからも学び続けなければいけない仕事です。これから本学を受験される方にとって受験勉強は大変だと思いますが、自分にあった勉強方法を身に付けることと自分の頭で考えて理解する姿勢は入学後も必ず役立ちます。

※学年は取材時のものです

専攻長メッセージ

作業療法学専攻長奥原 孝幸

あなたは今、何をしますか。

私たちにはやりたいこと、やらなければならないこと、何気なく意識もせずにやっていることがあり、それらを作業と呼んでいます。人はその作業の先に、夢や希望、目標を必ず持っています。作業は目的でもあり、手段でもあるのです。しかし、病気や障害、心身の不調によってできていたこと、やろうと考えていた作業ができなくなり、その夢や希望、目標を失ったり、あきらめざるを得なくなったりする時があります。
作業療法士はそのできなくなった作業を再びできるようにしたり、夢や希望を改めて作り直し、それを叶えるために「今何をするのか」を一緒に考えたりして、目標に向かって頑張れるように寄り添っていきます。難しいですが、そんな素敵な支援をしたいという思いを強く持ってる人、この指とまれ。

リハビリテーション学科
作業療法学専攻 教授

奥原 孝幸

対談

リハビリテーション学科
作業療法学専攻 2年

内田 順也

今はどんなことを学んでいますか?

内田

2年生になって、リハビリテーションの専門的な内容に踏み込んで学んでいます。例えば、評価というプロセスがあって、対象者の問題を抽出してリハビリのプログラムを考えます。筋肉の動きを測定したり、実際に演習したり、疾患ごとに治療法の効果をレポートでまとめて知識を深めています。

内田さんはどんな学生さんですか?

奥原

私は2年生の担任をしているし、精神分野の作業療法の授業でも内田さんとかかわりがあります。内田さんは授業で指示した提出物を1番最初に送ってくれるし、課題で私がコメントすると、直して再提出するのは必須ではないのですが、すぐに修正して返してくれて、そのやりとりから真面目で誠実な人柄が感じ取れます。

今後はどんなことに取り組んでいきたいですか?

内田

その対象者にあったプログラムを考えて最後まで寄り添っていける、1人1人を大切にして支援していける作業療法士になりたいと思います。
また、元々英語が好きで自分で頑張って勉強してきたので、これからも勉強を続けて、将来はグローバルに活躍したいという気持ちもあります。

内田さんへのアドバイスは?

奥原

いろんなことを吸収していってほしいですね。「寄り添う」という言葉を使っていましたが、疾患や症状はもちろんのこと、その人の背景まで見つめていけるような作業療法士になってほしいと思います。
後、好きな英語はぜひこれからも頑張って勉強してください。論文を読んだり、海外での発表や留学をするときは当然英語が必要となります。また、海外の方が患者さんとしていらっしゃるときに意思疎通ができるというのは現場でも重宝されると思います。

受験生へのメッセージをお願いします

奥原

この大学には、研究も臨床もできて、幅広い経験を積んだ教員がそろっていて、色々なタイプの作業療法士がいます。そういう環境の中で自分がどんな作業療法士になりたいかきっと答えが見つけられると思いますし、それを探求していくエネルギーがある人にぜひ来ていただきたいですね。

※学年は取材時のものです

前のページに戻る