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リハビリテーション領域 作業療法学専攻 笹田 研究室

笹田研究室の紹介

研究室では 博士前期課程、博士後期課程ともに、1)人間作業モデル、作業に基づく実践(OBP)に関する研究 2)発達障害領域(特別支援教育など)における作業療法に関する研究に取り組んでいます。

活動報告

9月
第56回日本作業療法学会 in 京都
第56回日本作業療法学会 in 京都

2022年9月16,17,18日の3日間にわたり,第56回日本作業療法学会が京都で開催されました.

笹田研究室のゼミ生の多くが日々の研究成果を発表しました.

久しぶりの対面開催ということもあり,発表者は緊張の面持ちでしたが,直に意見交換できることの大切さを改めて感じた学会になりました.

第56回日本作業療法学会の体験記

国立京都国際会館は日本初の国際会議場で,近くに比叡山,隣に宝ヶ池があり,歴史と自然を感じながら参加できました.

初めて出会ったOTの仲間と対面で自分の研究について共感,承認してもらえることは,普段味わえない喜びを得られ,大きな財産になりました.

(D2)

第56回日本作業療法学会の体験記

久しぶりの対面開催でとてもワクワクしました。先生方との意見交換を通して学んだことを研究に活かしていきたいと思います。

(M2)

6月

作業行動学会の体験記
2022年6月第31回作業行動学会に参加してきました。

今回の学会では笹田研究室のメンバーでは3人が演題発表することとなりました。

演題発表に向けては、院生同士のディスカッションを通して演題発表を洗練させ、笹田先生から丁寧なご指導をいただき、万全の状態で発表を迎えることができました。「社会参加の促進」「作業に焦点を当てた実践」「作業療法教育」テーマは異なりますが、それぞれが作業療法に対する思いが込められていました。作業療法発展の一助になればと思います。

作業について語り合い、作業療法の研究ができる環境に感謝しつつ、これからも精進していきたいと思います。 M2より

5月
2年ぶりの対面でのプレゼンテーション
2年ぶりの対面でのプレゼンテーション

修士論文中間発表会でした。

この日に向けて、笹田先生を中心に、研究室メンバー同士でディスカッションを重ね、研究を磨き上げてきました。

対面形式で緊張していましたが、これまでの研究の積み重ねをしっかりと報告することが出来ました。また、研究室メンバーそれぞれの作業療法研究への熱い思いを聞くことできた良い発表だったと思います

研究を語り合える多くの仲間がいることに感謝です!(笹田研M2より)

大学院生の研究業績

2022年度

学術論文

博士前期課程修了生の森木さんの研究論文が学術誌「作業療法」に受理されました!

博士後期課程に在籍している林慎也さんの研究論文が学術誌「作業行動研究」に受理されました.

博士後期課程に在籍している濱田匠さんの研究論文が学術誌「作業療法」に受理されました.

博士後期課程に在籍している濱田匠さんの研究論文が「発達障害研究」に受理されました.

博士後期課程に在籍している杉山いずみさんの研究論文が「作業行動研究」に受理されました.

博士後期課程(2022年度修了)の池田公平さん研究論文が「Hong Kong Journal of Occupational Therapy」に受理されました.

博士前期過程(2021年度修了)の金原さんの研究論文が「質的心理学研究」に受理されました.

  • 濱田匠,笹田哲. (2022). 重症心身障害児の特別支援学校の自立活動に対する医療機関に所属するリハビリテーション職種の連携におけるコンサルテーションの特徴─ 各リハビリテーション職種の専門性と作業療法士の役割─. 作業療法, 41(4), 444-455.
  • Ikeda, K., Sasada, S. (2022). Development of a new scale for the measurement of interprofessional collaboration among occupational therapists, physical therapists and speech-language therapists. Hong Kong Journal of Occupational Therapy, 15691861221111439.

受賞

学会発表

  • 丸岡ちひろ,笹田哲.作業療法士が脳血管疾患障害者に対し急性期より作業を用いる意義-作業療法士の語りから-.第56回日本作業療法学会,京都(2022.9.16)
  • 重田優子,笹田哲.日本の脳卒中研究において社会参加はどのように測定されてきたか.第56回日本作業療法学会,京都(2022.9.17)
  • 池田公平,笹田哲.回復期リハビリテーション病棟における多職種連携が脳卒中患者の日常生活活動に及ぼす影響.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 林慎也,池田公平,笹田哲.脳卒中患者の患者報告アウトカムに関する文献研究.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 金原衣理子,笹田哲.女性の脳卒中者がファッションショーへの参加をきっかけに活動を広げていく心理プロセス-複線経路等至性モデル(TEM)による分析-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 佐藤慶一,笹田哲.脳卒中者のトイレ動作の自立度に関連する患者の要因はなにか-文献レビュー-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 井上由貴,笹田哲.橈骨遠位端骨折の作業療法介入と評価の傾向について-過去5年分の文献レビュー-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 後藤健太郎,笹田哲.児童虐待予防の支援に関する文献研究〜作業療法士が抱える課題と今後に向けて〜.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.16).
  • 濱田匠,笹田哲.重症心身障害児の自立活動に対するリハビリテーション職種の連携におけるコンサルテーション-各職種の専門性と作業療法士の役割-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.16).
  • 高見澤広太,笹田哲.筆記具の把持形態が書字や描画にもたらす影響に関する文献研究.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 笹田哲.小学国語写科で使用される教科書で示されている姿勢および鉛筆・毛筆の把持形態の特徴について.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 森木勇一郎,笹田哲.介護保険制度における介護福祉士の連携の実態.―作業療法士とのよりよい連携実践をめざして―.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 田中萌子,笹田哲.介護老人保健施設における環境に焦点をあてた作業療法士の取り組み-過去5年間の文献研究から-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.16).
  • 杉山いずみ,笹田哲.生活介護事業所を利用する重症心身障害者に対する生活支援員の日中活動支援.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 村仲隼一郎,笹田哲.回復期リハビリテーション病棟における実績指数に関する現状と課題-ナラティブレビュー-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.16).
  • 神保匡良,笹田哲.作業療法学会登録演題から読み取る日本の作業療法教育の視点.-テキストマイニング-.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.16).
  • 田中雅士,池田公平,笹田哲.回復期リハビリテーション病棟における新人作業療法士の職務遂行能力向上に対する動機づけ要因に関する研究.第56回日本作業療法学会, 京都(2022.9.17).
  • 重田優子,笹田哲:我が国の作業療法士は対象者の社会参加をどのように評価しているか-日本作業療法学会事例報告演題抄録を対象とした文献的研究-.第31回日本作業行動学会学術集会,2022,6.高崎市
  • 野村真弓,笹田哲:急性期病院の認知症患者に対する作業療法と看護の情報収集と評価に関する文献レビュー,第31回日本作業行動学会学術集会,2022,6.高崎市
  • 神保匡良,笹田哲:作業療法学生は人間作業モデルのどの側面に興味・関心を持ったのか~強い学習意欲を示した学生の経験に焦点をあてた質的研究~,第31回日本作業行動学会学術集会,2022,6.高崎市
  • Kohei Ikeda, Satoshi Sasada:The reliability and validity of interprofessional collaborative practice assessment scale for therapists in medical institutions. 18th World Federations of Occupational Therapists (WFOT), 2022. 8.Paris.
2021年度

学術論文

  • Masatoshi Gocho, Satoshi Sasada(2021). Head and Upper Limb Motor Control in Elementary School Children with Handwriting Difficulties. Journal of Occupational Therapy, Schools, & Early Intervention, Published online: 29 Sep.
  • 村仲隼一郎,笹田哲 (2021). 本邦における脳卒中者のQOLの概念分析.作業行動研究, 24(4), 10-18.
  • 村仲隼一郎,笹田哲,牛腸昌利,水野健,重田優子 (2021). 国内の作業療法介入研究における Quality Of Life の定義と測定に関する文献研究.日本作業療法研究会雑誌, 24(1), 36-44.
  • 杉山いずみ,笹田哲,水野健(2021).生活介護事業所における利用者の作業参加 人間作業モデルスクリーニングを用いて.作業行動研究, 25(2), 53-62.
  • 濱田匠(2021). 自閉スペクトラム症の不適応行動に対する支援方略で感覚特性を評価する意義 ―2事例における作業療法士の臨床推論や事例の行動変容から―.作業療法,40(4),457-465.
  • 牛膓昌利, 笹田哲, 平岩幹男(2022).発達性協調運動障害のある小学生に対する複合現実技術を取り入れた運動プログラムの効果. 日本発達系作業療法学会誌, 9(1)

学会等での活動

  • Junichiro Muranaka,Satoshi Sasada,Masatoshi Gocyo,Takeru Mizuno,Yuko Shigeta:A Study on the Definition and Measurement of Quality of Life in Occupational Therapy Intervention Reserch in Japan:A Scoping Review.The International Society for Quality of Life 2021 Annual conference (Vitual).
  • Nakamura T, Sasada S.  (2021). Family occupations of mothers of children with autism spectrum disorder in Japan: Experiences of Well-being. Council of Occupational Therapists for the European Countries.
  • Kohei Ikeda, Satoshi Sasada. Practice of interprofessional collaboration that promotes independence support for patients in the convalescent rehabilitation ward: A literature review. 2nd COTEC ENOTHE CONGRESS 2021, September 15-18, 2021
  • 村仲隼一郎,笹田哲:本邦における脳卒中者のQOLの概念分析. 第55回日本作業療法学会, 2021,9,(web).
  • 金原衣理子,笹田哲:ファッションショーを通して変化する女性脳血管障害患者の心理プロセス 複線経路等至性アプローチ(TEA)による質的研究.第 55 回日本作業療法学会, 2021,9,(web).
  • 杉山いずみ,笹田哲:生活介護事業所における障害者の作業参加による類型化―人間作業モデルスクリーニングツール(MOHOST)を使用してー.第 55 回日本作業療法学会, 2021,9, (web).
  • 濱田匠,笹田哲:我が国における重症心身障害児(者)に対する作業療法実践の文献研究─学校教諭と作業療法士の協働への示唆─.第55回日本作業療法学会抄録集:P1-15,2021.(web).
  • 重田裕子,中村拓人,笹田哲:回復期リハビリテーション病棟退院後の男性脳卒中者が『ありたい自分』と折り合いながら社会参加を継続するプロセス.第55回日本作業療法学会抄録集:P1-15,2021.(web).
  • 林 慎也, 笹田 哲:医療従事者のワーク・エンゲイジメントに関する文献研究 -作業療法士のマネジメントを支援する-.日本作業療法学会抄録集 55: 862-862, 2021. (web).
  • 中村拓人, 小山さくみ, 長山洋史, 笹田哲:改訂版子どもの参加質問紙 専門家による項目の内容妥当性の検証.第55回日本作業療法学会抄録集:P1-15,2021.(web).
  • 中村拓人, 小山さくみ, 長山洋史, 笹田哲:改訂版こどもの参加質問紙:養育者による内容妥当性の検証, 日本発達系作業療法学会 第9回学術大会, 2022,3. (Web開催).
  • 佐藤慶一,池田公平,笹田哲:回復期リハビリテーション病棟に従事する作業療法士が脳卒中者のトイレ動作を自立と判断する要因-半構造化面接を用いた質的研究-第55回日本作業療法学会, 2021,9, (web).
  • 田中雅士,笹田哲,村仲隼一郎.回復期リハビリテーション病棟における中堅作業療法士の専門性獲得に対する動機づけ要因に関する研究-計量テキスト分析での検討-.第55回日本作業療法学会, 2021,9, (web).
  • 森木勇一郎,池田公平,中村拓人,笹田哲: 介護老人保健施設おいて作業療法士がクライエント支援を介護職と実践するプロセス.第55回日本作業療法学会.2021,9.ポスター発表(web),
  • 池田公平,笹田哲.回復期リハビリテーション病棟におけるセラピストのための多職種連携実践を測定する尺度開発.第55回日本作業療法学会, 2021,9, (web).

大学院進学を考えている方へ

笹田研究室には、様々な研究テーマに取り組む院生が集まっているので、思いもよらない新たな視点に気付かされ、ハッとする瞬間が多くありました。真剣に向き合うからこその共感や笑いもあり、メリハリのある空間で楽しく学ぶことができました。
初めは勉強に苦手意識があり、分からないことばかりで不安でしたが、一緒に考えてくださる先生や仲間の存在が心強く、安心して自身の研究に向き合うことができました。
「知りたい!」という気持ちがあれば、どんどん世界は広がっていくと思います。興味のある方は是非、思い切って足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

2021年修了 修士 金原衣理子(イムス横浜狩場脳神経外科病院)

私は発達障害領域や身体障害領域の作業療法の経験を経て、大学院へ入学しました。博士課程の研究テーマでは、通級指導教室に在籍する児童を対象として小学校へ出向き研究を行いました。多くの場合、研究を進めていくには長い時間がかかります。そして、研究計画からデータ収集と分析、論文執筆までを計画的に、かつ地道に進めていくことがとても重要だと思います。笹田研究室では指導教員や他の院生から様々なアドバイスを受けながら、研究を着実に進めていくことができます。また、修了後も研究室に在籍している院生と連絡をとったり、共同研究を行ったりと、協力しながら研究活動に取り組んでいます。このように長いスパンで研究について多くを学ぶことができる点は、笹田研究室の特徴の一つです。研究を通して身に付いた思考の仕方は臨床にも必ず役立つと思います。大学院進学を迷われている方は、ぜひトライしてみてください。

 

2019年度修了 博士 牛膓昌利(国際医療福祉大学)

「四十(六十)の手習」宜しく笹田ゼミの門をたたいたのは39歳の初夏でした.ひときわラフな出立ちで現れた怪しげな四十路男をやさしく迎えてくれた笹田教授の笑顔を忘れません.風(嵐?)のように過ぎていく院生生活は,時に厳しく辛い,しかし楽しく充実した刺激的な日々でした!「初学者でも大丈夫!」そうおっしゃる笹田教授は人生の師,励まし合い切磋琢磨するゼミ生は生涯の友です.業務に追われても,家庭があっても,研究に行き詰まっても大丈夫!必ず師と友が伴奏してくれます.成し遂げる喜びを共に分かち合って皆で乾杯!笹田ゼミはそんなゼミです 

2020年度修了 修士 森木勇一郎(介護老人保健施設 都築シニアセンター)

一緒に研究をしてみませんか?

私は約10年間,臨床に携わってきましたが,学会発表や研究とは無縁な生活を送ってきました.ところが,ある日突然「自分の臨床を形にしてみたい」と思い,母校である神奈川県立保健福祉大学大学院への入学を決めました.研究室選びは悩みましたが,学部の頃から担任でもあり,お世話にもなった笹田先生の研究室に決めました.私自身,研究は初学者だったので,論文の検索の仕方,研究の計画の立て方,研究の実施の仕方,文章の書き方などなどたくさん苦労しました.ですが,笹田先生の丁寧なご指導のおかげで無事に修了することができました.また,笹田研究室のもう一つの特徴は,多くのゼミ生が在籍していることだと思います.多様なゼミ生がお互いに支え合い,学び合いながら議論を深めていくことも,研究の醍醐味の一つだと気づくことができました.

「研究は私には難しいかも,,」と思っている方も,ぜひ私たちと一緒に研究に取り組んでみませんか?大変なこともありますが,同じ志の仲間も増え,研究を通して作業療法の新しい魅力に気づくことができるかもしれません.皆さまと一緒に研究ができることを楽しみにしております.

2022年度修了 博士 池田公平(神奈川県立保健福祉大学)

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