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障がいの有無に関係なく
誰もが自由に楽しめるよう貢献したい
金原 衣理子
博士前期課程
リハビリテーション領域 修了
修了生からのメッセージ
脳卒中を経験された方がモデルとなるファッションショーの運営に関わった際に、生き生きと変化していく脳卒中患者の方の姿を目の当たりにしました。
「なぜこのような変化が起きたのか?何か臨床に活かせる糸口があるのでは?」と思い、それを研究で明らかにしたいと考え、見よう見まねで研究をしてみましたが、研究手法などの知識がなく、分からないことばかりでした。そんな時に、元同僚でもある本学の先生からお誘いいただき、研究を基礎から学びたいと思い入学を決めました。
入学前は勉強に苦手意識があり不安でいっぱいでしたが、一歩踏み入れると毎日が充実していて、あっという間の2年でした。
私の研究では、ファッションショーに参加した女性の脳卒中患者の方の語りを聞き、どのように心理・行動が変化したのかという分析を行いましたが、大学院の「研究法Ⅰ・Ⅱ」の授業ではその研究に必要な基礎知識や研究手法を学ぶことができました。また、多くの人に伝えるには、物事を見たいように見るのではなく、常に客観的な視点を持ち続けることの大切さも学生生活を通じ、学ぶことができました。
今後は、本学で学んだことを活かして知見を深め、障がいの有無に関係なく誰もが自由に楽しめる世の中になるよう、貢献していきたいです。