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情報発信コーナー(2022年1月)

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☆ 今月の栄養サポート通信 ☆

皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを毎月定期的に配信しています。

 

今月のテーマはこちらです ↓↓

外食、中食の塩分量

先月はお節料理について、保存性を高めるための濃い塩分に注意、とお話ししましたが、実はコンビニやスーパーで買ってくる料理も、店頭に並べたり、持ち帰ったりする時間の「保存性」を考慮して、お節同様に「塩分」が濃いものが多くあります。

夏場は熱中症を防ぐために、塩分を摂るよう推奨されることが多いですが、実は日頃から日本人は塩分摂取量過多の状態なのです。(塩分の摂取状況については以前の記事をご参照ください)

 

【外食やお惣菜の塩分量】※クリックして拡大
【外食やお惣菜の塩分量】※クリックして拡大

濃い味に慣れ親しんでいる我々なので、外で食べるものも味が薄くてはおいしいと感じにくい、したがってお店で食べるおいしい料理は、味付けが濃いものが多くなっています。

塩分は、摂取したものの過剰分は体外に排泄されますが、一時的に身体がむくんで重くなったり、腫れたような状態になる他、過剰摂取が長期化すると、血管や腎臓を傷めて高血圧や腎不全を招くようなことになりかねません。摂りすぎは禁物なのです。

塩味の感じ方は人それぞれですが、少ない塩分でもおいしいと感じられれば、塩分摂取量は大きく減らすことができます。
大切なのは薄味に慣れること、です。
いつも外食や中食ばかりでいると、濃い味に慣れてしまい薄味のものがおいしく感じられなくなって、調味料をかけ重ね、塩分過剰摂取につながります。

まずは資料から、普段食べている外食や中食の塩分量と、摂取の推奨量を照らし合わせて、ご自身の塩分摂取量を確かめることから始めましょう!

 

~ちょこっとアドバイス~
・白米は塩分ゼロ。炊き込みご飯、酢飯、パン生地、麺には塩分が入っています。
・麺類の汁、丼物の汁を残すだけでも塩分が半減します。
・揚げ物は中身にも衣にもしっかり塩味がついています。調味料の使用は控えましょう。
・濃い味のものには調味していない野菜をプラス。
 野菜に多く含まれるカリウムが塩分の排出を助けてくれます。

 

 

♪今月のレシピ♪ 【混ぜるだけ!ひじきの白和え】

 

お惣菜のひじき煮と、3連のお豆腐を混ぜるだけの簡単レシピ。
お惣菜は味つけが濃く作られていますので、
豆腐や野菜など味つけ前の食材を合わせて食べることで
調味料を節約し、余計な塩分をとらずにすみます。
今回はさらに胡麻をきかせてうま味をアップし、減塩を後押ししました。
不足しがちな海藻がとれ、植物性のタンパク質もしっかり摂取できるレシピです。

 

 

 

 

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