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大学院の研究室紹介

大学院の研究室 ~「特別研究」とは~

大学院保健福祉学研究科では、指導教員のもとで行われるゼミ形式または個別指導形式による少人数制の研究指導を行っており、これを特別研究といいます。
特別研究では、学部での学びや保健・医療・福祉の現場での発見や課題などを発展させ、より専門的な研究を行います。特別研究の目標は、研究者として修士論文(博士前期課程)や博士論文(博士後期課程)を執筆することであり、その礎となる研究計画の作成、調査の実施、分析・考察、論文執筆などの研究手法を取得していきます。

研究室一覧

博士前期課程(看護領域)・博士後期課程(看護系)

看護領域(看護系)の研究室は、①看護管理学、②看護教育学、③基礎看護学、④ウィメンズヘルスケア、⑤小児看護学、⑥慢性看護学、⑦療養生活支援看護学、⑧先端侵襲緩和ケア、⑨地域看護学、⑩精神看護学、⑪看護開発学と11個の専門領域(研究テーマ)に分かれており、それぞれの研究テーマに沿った研究計画の立案から研究の実施、特別研究論文(修士)の作成方法を各研究室で指導します。

また看護領域では、がん看護及び小児看護の2つのCNSコースも設置しています。CNSコースの研究室では、看護実践の質を向上させるために必要とされる分析能力と論理的思考を養い、研究的な視点で実践の成果を明らかにするための方法を指導します。

博士前期課程(栄養領域)・博士後期課程(栄養系)

栄養領域(栄養系)における研究は、栄養専門分野における諸問題を体系的に整理し、実践的な知識・経験を学問的に検証する研究と、基礎研究に大別されます。保健・医療・福祉の現場における調査研究、ビッグデータを用いたデータサイエンス、細胞分子レベルの実験が栄養領域でみられる研究手法です。 指導教員及び指導補助教員の専門分野に応じて、人間栄養学(栄養生理学/分子栄養学、食品機能学/食品衛生学、食品栄養科学)、栄養ケア・マネジメント(臨床栄養管理、栄養行政/公衆栄養、栄養疫学、スポーツ栄養学)から研究テーマを設定し、研究計画の立案、調査等研究の実施、特別研究論文(修士・博士)の作成方法を各研究室で指導します。

博士前期課程(社会福祉領域)・博士後期課程(社会福祉系)

社会福祉領域(社会福祉系)の研究室では、研究指導教員及び研究指導補助教員との間で個別研究指導を実施しています。 また、各院生より年に1回10月頃に研究の中間報告を、1~2か月に1回社会福祉学科内で研究の報告を行っています。

博士前期課程(リハビリテーション領域)・博士後期課程(リハビリテーション系)

理学療法学専攻

理学療法学専攻の研究室では、研究者および高度な臨床実践者としての基本的能力を修得するため、理学療法学を基盤とした研究課題について背景の調べ方、各種研究手法、研究発表の方法、研究論文の書き方などを指導します。多くの院生が医療機関に所属をしながら在籍しており、学内でデータ計測を行う院生、自分の所属先をフィールドにしてデータ収集、アンケート調査を行う院生など様々です。指導の形式に関しては、ゼミ形式や個人指導形式、あるいはこれらの併用など、研究室と院生の状況によって柔軟に行われます。最近ではZoomによるオンライン会議も積極的に取り入れています。

作業療法学専攻

作業療法領域の研究室は、身体障害OT、精神障害OT、発達障害OT、地域関連、作業に基づく実践の専門領域(研究テーマ)に分かれており、それぞれの研究テーマに沿った研究計画の立案から研究の実施、特別研究論文(修士、博士)の作成方法を各研究室で指導します。 研究テーマに関連した文献講読、調査資料や研究報告の解釈・分析方法、実験研究の手法と実験装置の操作、調査研究の手法、フィールド調査とデータ分析等の研究指導を行います。

  • ※研究室紹介ページがない研究室もあります。詳しくは大学院案内(パンフレット)及び保健福祉学研究科学生募集要項をご確認ください。
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