研究活動・産学官連携Research
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つながるから頑張れる、これからの連携
- 氏名
- 池田 公平
- 所属
- リハビリテーション学科 作業療法学専攻
- 研究分野
- リハビリテーション学/作業療法学/脳神経外科学
| キーワード | 多職種連携,多職種連携教育(IPE),脳卒中リハビリテーション,尺度開発 |
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取り組み内容
- 多職種連携の「見える化」と評価尺度の開発
患者様やそのご家族が直面する多様な問題に対応するためには、各専門職が専門性を発揮することと、多職種で協働することの両立が欠かせません。私はこの「専門性の発揮」と「多職種連携」を両立させることの意義や重要性を明らかにするための研究に取り組んでいます。
これまでに、セラピストの多職種連携実践を評価する尺度として「セラピスト連携実践尺度(Therapist Collaborative Practice Scale; TCPS)」を開発し、その信頼性および妥当性を検証しました(作業療法, 2023)。また、脳卒中患者を対象に、多職種連携実践が日常生活活動の改善や入院期間に与える影響について、潜在クラス分析などの統計手法を用いて検討してきました(Journal of rehabilitation medicine, 2024 ほか)。
- 多職種連携教育(IPE)プログラムの構築
現在は、これまで開発してきた尺度や知見を踏まえ、臨床現場で働く医療従事者を対象としたInterprofessional Education(IPE)プログラムの構築に取り組んでいます。リハビリテーション専門職向けIPEの教育形式と内容領域に関する国際的なスコーピングレビュー(JMIR Medical Education, 2026)を行うなど、教育の在り方そのものを学術的に整理し直す研究も並行して進めています。
学内では「教育用模擬電子カルテ」を活用した多職種連携教育の実装とその教育効果に関する共同研究にも携わっており、教育・臨床・研究をつなぐ取り組みを行っています。
- 医療従事者が働きやすい環境づくり
医療従事者を取り巻く労働環境も大きく変わりつつあります。今後は、作業療法士をはじめとする医療従事者が「働きやすい」と感じられるような環境づくりに資する研究にも、引き続き取り組んでいきたいと考えています。
メッセージ
多職種連携や職場の満足度/不満といった、目には見えにくい現象を「どのように見える化し、議論できるようにしていくか」をテーマに研究に取り組んでいます。多職種連携やその教育、リハビリテーション領域の管理運営にはまだまだ未解明な部分が多く残されています。これらのテーマに関心のある方と、ぜひ一緒に研究を進めていけたら幸いです。