Research

戻る

研究内容紹介

戻る

最期まで住み慣れた地域での暮らしをめざして

氏名
末田 千恵
所属
看護学科
研究分野
在宅看護,訪問看護,地域福祉
キーワード

訪問看護,在宅看取り,多職種連携,地域連携

取り組み内容

超高齢社会を迎えた日本では、「病院完結型医療」から「地域完結型医療」へ、「生かす医療(延命)」でから「自分らしく生きるための医療」への転換が求められています。そのため、地域包括ケアシステムの構築・深化、つまり「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができる」ようにするためのシステム作りが重要となっています。

 

  • 現在、日本人は84.4%が医療機関で死を迎えており、住み慣れた自宅はわずか13.7%にとどまっています。一方で、54.6%の高齢者は自宅で最期を迎えることを希望していますが、実際は困難な現状があります。そこで、住み慣れた地域や自宅で最期まで過ごしたいという人の思いを叶えるために、どのような社会資源やシステムの整備が必要なのか、自宅で死を迎える人が多い地域にはどのような特徴や要因があるのかなど、探求しています。
  • 上記のような背景から、今後、在宅看護・訪問看護はますます必要かつ重要になっており、より質の高い訪問看護が提供できるように訪問看護の充実、多職種連携に関する研究に取り組んでいます。
前のページに戻る