・研究テーマは、質の高い看護を提供する「看護技術」「看護ケアプログラム」が、医療現場に広く速やかに取り入れられるための方略を検討することです。

数多くの研究成果が生み出されても、それが医療現場に還元されなければ意味がありません。効果的だと示されている実践でも、自然に臨床現場には広まらないことが近年明らかになっています。研究成果と医療現場のギャップ（エビデンス・プラクティスギャップ）に対処すること方略を検討しています。

・これまでは、日本において普及に成功した褥瘡ケアの普及過程の分析、革新的看護技術（根拠はあるものの医療現場で実践されていない技術）の普及に影響する要因を調査してきました。普及に影響する促進要因・阻害要因の検討を中心に行っています。

・そのほかには、背面開放座位の診療報酬化に向けての研究や、背面開放座位の効果検証の研究に携わっています。

・看護基礎教育課程における吃音学生の支援にも関心があります。

研究テーマを見て関心を持った方、ぜひご連絡ください