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第12回ヒューマンサービス研究会開催報告と研究会閉会のお知らせ

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令和4年10月30日(日)に、第12回ヒューマンサービス研究会が開催されました。

 

今回は、「ヒューマンサービスの実践 ―20年の省察とこれからの展望-」をテーマに、基調講演、シンポジウム、一般演題の発表がありました。

基調講演では、臼井正樹 本学名誉教授が、「ヒューマンサービスの軌跡」と題して、本学の開学前、ヒューマンサービスをミッションとするに至った経緯、開学後にヒューマンサービスを学問化するための取り組みについて、貴重な当時の写真を交えてご講演くださいました。

 

シンポジストと発表テーマ

ヒューマンサービス・シンポジウムでは、本学学生としてヒューマンサービスを学んだ後、実践経験を経て、ヒューマンサービスの担い手の教育の場に戻ってきた6人の本学教員が、ヒューマンサービスの実践・研究・教育活動について、次のようなテーマ・メッセージをお話くださいました。

 

 
教員 テーマ

瀬谷絵莉佳氏

(看護学科助教)

私が大切にしてきたこと、学生さんに伝えたいこと、私が言葉で伝えるヒューマンサービス

遠又靖丈氏

(栄養学科准教授)

ヒューマンサービスと人間栄養学の20年と私、“Cool head, but warm heart.”の栄養へ

松田愛美氏

(社会福祉学科助教)

学部・実践・教育・研究でのヒューマンサービスの学び・気づき、教育者として学生に伝えたいこと

鈴木智高氏

(リハビリテーション学科理学療法学専攻准教授)

ヒューマンサービスにおける理学療法、ひとに寄り添うKUHS学生、自分自身もかけがえのないひと

池田公平氏

(リハビリテーション学科作業療法学専攻助教)

なぜ多職種連携が難しいのか、ヒューマンサービスを軸として研究・教育・実践の統合

田中琴音氏

(栄養学科助教、ヘルスイノベーション研究科修了生)

保健福祉学部とヘルスイノベーション研究科での学びからー分野を超えて栄養問題に向き合う

 

 

また、一般演題として、学内共同研究、本学同窓会、本学ボランティアサークルから、ヒューマンサービスの実践研究ならびに実践活動について発表があり、参加者と活発な意見交換がされました。

 

うみかぜ祭と同日開催であったため、保健・医療・福祉従事者、卒業生、本学教員、さらに高校生と多数の方に参加して頂きました。

 

今回のヒューマンサービス研究会が、研究会としての開催は最後となります。

12月27日の開学20周年記念式典にて、2023年3月20日(月)ヒューマンサービス学会が設立されることが公表されました。ヒューマンサービスの実践・研究・教育はさらに発展していきます。

 

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