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中村丁次学長が「第7回 食の新潟国際賞」大賞を受賞し表彰されました

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中村丁次学長が、2022年11月29日(火)「第7回 食の新潟国際賞」大賞の表彰式に出席いたしました。

食の新潟国際賞は、貧困や飢えなどの世界的な食の課題解決に大きく貢献した人や活動をたたえるもので、

今回が7回目です。

第7回 食の新潟国際賞の受賞者選考には、世界10カ国75名の推薦応募があり、選考が行われ、

2022年7月28日に受賞者を発表し、栄養教諭の創設や食育基本法の制定、栄養学の発展と普及啓発に貢献したとして、本学中村丁次学長が大賞を受賞いたしました。

 

【表彰理由】
日本が世界に誇る栄養学のリーダーとして、学校給食の栄養基準や栄養教諭の創設、食育基本法の制定等に貢献しました。
東南アジアでの指導や研修生の受け入れを通じて、栄養学や栄養教育の普及に努め、国際的にも高い評価を得ています。

 

【中村丁次学長受賞コメント】

このような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。

特に、世界の食糧支援を牽引している国際連合食糧農業機関(FAO)前事務局長であるジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバ氏と同時に、主に栄養支援を行っている私が受賞することができたことは、栄養支援が食糧支援と同様に評価されるようになったのではないかと感じ、大変うれしく思います。

日本には、管理栄養士・栄養士という職業があり、栄養教育が行われているため、多くの場面で健康でおいしい食事をとることができますが、多くの発展途上国では栄養士という職業がなく、栄養教育が行われていないため、食料があっても健康的に食事をとることが難しい国も存在しております。

私は、そのような状況を改善セするため、ベトナムをはじめとするアジアの様々な国で栄養支援として、日本の栄養士制度を輸出する形で人材育成を行ってきました。

これからも、日本の栄養士や栄養教育の制度を広く普及し、飢餓と肥満で苦しむ世界の人々の栄養支援に貢献していきたいと思います。

 

 

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