ヒューマンサービスセンターContribution
戻る看護学科1年生が地域住民参加型演習を行いました!
戻る2025年12月2日、横須賀キャンパスの学内実習ステーションおよび各実習室において、看護学科1年生必修科目「看護技術論Ⅰ」の授業の一環として、地域住民の皆さまにご協力いただく「地域住民参加型演習」を実施しました。
核家族化や地域でのつながりの希薄化が進む中、学生が日常生活の中で多様な世代の方とゆっくり対話する機会は必ずしも多くありません。そのため、実習先で患者さんとのコミュニケーションに戸惑いを感じる学生も少なくありません。
本演習では、地域で生活する高齢者の方を中心とした住民の皆さまと、学生が対話を通して生活や健康についてお伺いし、あわせて血圧・体温測定などの看護技術を行いました。学生は複数回のかかわりと振り返りを通して、自身のコミュニケーションの強み・課題に気づき、今後の実習に向けた準備性を高めていました。
参加された地域の皆さまからは、「自分の健康や生活を振り返る良い機会になった」「学生の成長に少しでも貢献できてうれしい」「元気な若い人と話せてうれしい」といったご感想をいただきました。学生にとっては、講義での学びを実際の場で確かめる貴重な時間となり、地域の皆さまにとっても、若い世代とかかわることで日々の生活に刺激や楽しみが生まれる時間となりました。
本学では、今後も地域の皆さまと協働しながら、このような住民参加型の演習を継続・発展させ、学生の学びと地域への貢献が両立する教育活動を推進してまいります。


