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地域の基幹病院の多様なニーズに応え、作業療法士として研鑽し続けたい

前田 優

リハビリテーション学科 作業療法学専攻卒業

卒業研究のテーマと概要を教えてください。

脳卒中友の会の活動と、ピアサポートのもたらす影響・効果について、実際に活動に参加しながら対象者さん一人一人にインタビューする形で研究しました。当事者さん同士だから分かり合えることもあり、専門職としてはそのような場・機会を作っていくことが大事であると考えました。

大学での学びを通じて、ご自身が成長されたと感じる点をお聞かせください。

作業療法領域の専門性だけでなく、特に他職種連携についての理解が深まりました。また、当時の担任であった先生から、卒後の社会人としての振る舞いや心構えを教わりました。

現在のお仕事でご担当されていること、大学での学びを活かせると感じる部分をお聞かせください。

新しい職場で回復期病棟に立ち上げに携わっています。急性期医療から、退院後の地域での生活までを担う地域の基幹病院で、幅広い疾患を対象とした作業療法を実践しています。

今後ご自身が挑戦したいと思うことをお聞かせください。

自身の知識や技術の研鑽や研究活動を継続しつつ、所属する部署の管理業務に携わっていきたいと考えています。また就職から12年の経験を踏まえ、院内外の後進の育成にも注力していきたいと思います。

大学の好きなところを教えてください。

1学年の人数は250人弱と小規模な大学ですが、その分学科内の連携は強く、他学科のことも把握しやすく、学科を跨いだ交流が盛んであるところです。全学科共通の講義やグループワークがあり、今後ますます重要となるチーム医療の実践を学ぶことができました。

これからの受験生や後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

私が本学の受験を志した頃よりも、さらに多くのリハビリテーション学科が設立され、進路選択に迷われると思います。小規模の大学ではありますが、学科を超えた交流や研鑽の場が多く、専門領域だけでなく、チーム医療の実践を学ぶことができます。その時の出会いを大切に、自身のやりたいことや将来に向け全力で取り組み、大学生活を満喫していただければと思います。

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