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ヒューマンサービスの学びから「自分らしく生活する」をサポート

福井記念病院 地域連携室

加藤 鼓

社会福祉学科卒業

学生時代に真剣に取り組まれたこと、熱中したこと、苦労したことを教えてください。

吹奏楽とチアのサークル活動、そしてゼミ活動に熱中していました。サークルでは学内に加え、外部の福祉施設や地域のお祭りにも出演する機会もあり、大好きなメンバーと楽しみながら活動した日々は今でも忘れられません。

卒業研究のテーマと概要を教えてください。

テーマ:「助けて」といえる関係づくり

演奏を通して支援を受ける心地よさや安心感を得られることを目的に、打楽器を使ったプログラム作成をしました。

大学での学びを通じて、ご自身が成長されたと感じる点をお聞かせください。

自分の弱さも受け入れ、自分自身を大切にすることを学びました。これまでは人に頼らず、何でも自分の力で解決できる人が強い人だと考えていました。しかし「自分の弱さを受け入れること」が本当は人間としてとても強いことだと学び、これは人を支える仕事をするために重要な考え方であると思いました。

現在のお仕事でご担当されていること、大学での学びを活かせると感じる部分をお聞かせください。

精神保健福祉士の実習を終えてから精神科病院へ就職したいと思い始めました。現在は精神科病院の精神保健福祉士として、慢性期の患者さんの相談支援・退院支援を行っています。患者さんが自分らしく生活できるよう、医師、看護師、栄養士、作業療法士、そして地域の支援者と連携を図った支援をしています。日々の仕事で、大学で学んだヒューマンサービスの考え方が活きています。

今後ご自身が挑戦したいと思うことをお聞かせください。

社会福祉士・精神保健福祉士という仕事は、人にしかできない仕事であり、社会の中で非常に重要な役割を担っていますが、社会的にまだまだ知られていない仕事です。この仕事をもっと広くアピールし、社会福祉士・精神保健福祉士として働いている人たちが働きやすい環境づくりについて考えていきたいです。

大学の好きなところを教えてください。

ハートの熱い学生と先生がいるところです。授業でグループワークをすると時間が足りないくらい盛り上がります。また実際に現場で活躍している卒業生の活躍を見ることで、パワーをもらいます。

これからの受験生や後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

学生時代は自分のために使える貴重な時間です。これでもか!というぐらい自分と向き合ってみてください。あとは肩の力を抜いて楽しむことも忘れずに。応援しています!

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