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在学中に学んだ多職種連携の教えは、現場でも教員になった今でも、非常に助けられています

神奈川県立保健福祉大学

瀬谷 絵莉佳

看護学科卒業

学生時代に真剣に取り組まれたこと、熱中したこと、苦労したことを教えてください。

大学入学前より、助産師のわざを身につけたいと思い、助産師の国家試験受験資格が取得できる本学に入学しました。4年次の助産師課程では、ほぼ毎日1限から5限まで演習室にこもり、授業を受けたり、演習をしたりしていました。夏季休暇中の助産学実習、ラストスパートの卒業研究のデータ収集には必死に取り組んだ思い出があります。この経験が今も力になっています。

卒業研究のテーマと概要を教えてください。

テーマ:妊娠経験のない女性の授乳に対する認識

妊娠出産経験のない女性に対し、自己記入式調査票を用いて「授乳に関しての教育を受けていない女性が授乳に対してどのような知識やイメージを持っているのか」を明らかにする研究に取り組みました。修士論文の研究課題は、「初対面の助産師学生に受け持たれた産婦の経験~大学学士課程の分娩介助実習から~」です。

大学での学びを通じて、ご自身が成長されたと感じる点をお聞かせください。

「恥をかいて成長する」という強い気持ちを持てるようになったと思います。自分の気持ちを伝えることは苦手でしたが「間違えても良いから沈黙を作らない」という講義スタイルに訓練されたように思います。

現在のお仕事でご担当されていること、大学での学びを活かせると感じる部分をお聞かせください。

現在は、11年間所属した総合病院を離れ、本学で教員をしています。学生時代に学んだPBLやEBN、多職種連携には、臨床時代や学生さんをサポートする教員の立場になった今でも、非常に助けられています。これからは学生さんや教職員の方々と密に調整を図りながら、楽しい授業づくりに挑戦したいです。

大学の好きなところを教えてください。

大好きな海に映える白い校舎といつでも手を差し伸べてくださる温かい人がたくさんいるところです。

これからの受験生や後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

保健医療福祉という人を対象とした仕事は楽しさだけではなく、厳しさもあります。その分、アルバイトをする時間が無い程、将来のためになる学びを多く得られる大学です。皆さまの夢が実現しますことを応援しています。

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