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これまでもこれからも、管理栄養士の世界を広げたい

医療法人社団双愛会ファミリークリニック蒲田

青山 祐子

栄養学科卒業

学生時代に真剣に取り組んだこと、熱中したこと、苦労したことを教えてください。

熱中した・苦労したという言葉で一番思い出すのはうみかぜ祭のことです。うみかぜ祭実行委員として毎日毎日話し合いをしたり、夜中まで作業をしたりしていました。委員の仕事の他に、学科ごとの企画のために夜な夜な試作を繰り返したりも…。大変でしたが一番頑張って取り組んだことだと思います。栄養学科だけでなく他学科にもたくさん友達ができました。

卒業後の進路を決めたのはいつ頃ですか?

入学当初から在宅医療や介護に携わりたいと漠然と考えていました。病院や介護施設など、いろいろな職場を経験しながらステップアップしていきたいと卒業後の方向性を考えるようになったのは、ゼミを決める時期である、2年生の終わりごろだったと思います。最初の就職先は病院に、と思ったのは3年の時で就職先が決まったのは4年の夏でした。

卒業研究のテーマと概要を教えてください。

テーマ:慢性肝疾患患者の栄養状態の評価に関する研究

肝疾患の方と健康な方の生化学データや身体計測値、握力測定値を比較し、病気の進行による変化を調べました。今ではサルコペニアやフレイルといった言葉を耳にすることも多くなりましたが、そのような言葉がでる以前から、病気の進行と筋肉量や筋力の変化を調べる研究を行っていたようです。

大学での学びを通じて、ご自身が成長されたと感じる点をお聞かせください。

講義で学ぶことももちろん多いのですが、実験や実習で実際に栄養士がどのように仕事をしているのか、どのような視点で見ているのかといった事を肌で感じながら学べたことはとても良い経験になりました。また、一人ではなく同じ班の人と協力し、励ましあったり、ディスカッションしたりしながら過ごした時間はとても貴重で、その経験があるからこそ今頑張ることができるのではないかと思っています。

現在の仕事で担当している事、大学での学びを活かせる部分をお聞かせください。

本学の特徴として全学科・専攻一緒に取り組む「ヒューマンサービス論」という授業があります。専門性を持ちながらも、他の専門職と一緒に話し合ったり協力しながら、相手「人」のことを考えるものです。今の職場では看護師、PT、OT、MSWと一緒に働いていています。相手の専門性を尊重しつつ抵抗なく話し合えるのは学生のうちから他の専門職を知ることができ、関われたからだと思っています。

今後ご自身が挑戦したいと思うことをお聞かせください。

訪問栄養指導を始めたばかりで、知識も技術もまだまだだと感じています。もっと勉強をするためにも、大学院や実践教育センターで学んでみたいと考えるようになりました。また、視野を広げるために何か他の資格も取得できればと考えています。

大学の好きなところを教えてください。

コンパクトな大学であるからこそ、先生方や先輩、他学科の人とも話しやすい環境であることが魅力だと思います。

これからの受験生や後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

尊敬できる先生方と良い環境で、卒業後の仕事に直結する学びがある大学だと思います。実際に仕事をするようになって、5つの学科・専攻が一緒に学ぶことの大切さを実感しています。実習も国家試験勉強も大変ではありますが、勉強でもバイトでもサークルでもなんでもいいので学生生活を思いっきり楽しんでください。

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