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情報発信コーナー(2021年11月)

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☆ 今月の栄養サポート通信 ☆

皆様の日々の暮らしに役立ちそうな栄養や食に関する情報とレシピを毎月定期的に配信しています。

 

今月のテーマはこちらです ↓↓

免疫力アップのための食事と食品

新型コロナウイルスに関わらず、従来型のいわゆる風邪もインフルエンザも引き金はウイルスの感染によるものです。
ウイルスや細菌などの病原体は自然界にいつでも存在していますが、普段は身体が持つバリア機能(免疫機能のひとつ)によってその侵入を防いでいます。しかしその機能が弱っていると、病原体の侵入や増殖を許してしまい、感染したり発症したり重症化したりしてしまうのです。

 

【免疫力アップ!強化したい栄養素】※クリックして拡大
【免疫力アップ!強化したい栄養素】※クリックして拡大

このバリア機能は病原体とはじめに接する皮膚や、鼻や消化器官の粘膜等が担っています。
これらを正常に保つ作用がある栄養素が、ビタミンA、D、食物繊維です。ビタミンAはレバーやウナギやにんじん、Dは青魚やきのこ、食物繊維は野菜や海藻に多く含まれます。(※資料参照)
さらにビタミンDは呼吸器疾患の予防効果が期待でき、食物繊維は免疫に関わりのある腸内細菌層のバランスを整える働きがあるため便秘改善にも役立ちます。
バリア機能を超えて侵入してきた病原体に対抗するため特に必要な栄養素は、たんぱく質と鉄です。たんぱく質は身体を構成する主成分なので、病原体を除去する細胞や、ワクチンによって生成される抗体など、あらゆる防御システムの原材料です。鉄は身体中の細胞に必要な酸素を運ぶためになくてはならない存在。このふたつが少ない食事をしていると感染症にかかりやすくなってしまいます。
また、免疫機能を調整するために、野菜や果物に多く含まれるビタミンCやEも重要となってきます。

 

今回は免疫力アップにおすすめの栄養素についてご紹介しましたが、第1回目の栄養サポート通信でお話ししたように、免疫力に大切なのは、なによりもまず、バランスの良い食事です。

まんべんなく過不足なく3食しっかり食事をして健康的な毎日を送っていれば、たやすく免疫力が衰えることはありません。
免疫力のために第一に見直すべくは、普段の食事です。
まずはいつもの食事バランスを整えることから、初めてみましょう!

 

♪今月のレシピ♪ 【小松菜と生揚げのオイスターソース炒め】

 

材料を切って炒めるだけのお手軽レシピですが、
免疫力アップにおすすめのビタミンA、C、食物繊維が多く摂取できます。
ビタミンAは成人男性1日の摂取量のうち、25%摂取可能。
生揚げを鮭の水煮缶に変えるとビタミンDもアップします。
ぜひお試しください!

 

 

 

 

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