地域で生活する人々の健康や生活を支えるために、公衆衛生看護学、在宅看護学の社会実装を目指しています。

公衆衛生看護では、市民や保健医療福祉の協働による健康づくり、自助・共助を基盤とした健康危機（感染症、災害等）に強いまちづくりや親子保健を中心に、フィールドワークや実証的研究に取り組んでいます。

在宅看護学では、地域共生社会を目指し、その人らしく望む場で療養生活が送れるための地域包括ケアシステムの構築に貢献できるよう、日々尽力しています。

また、公衆衛生看護や在宅看護の実践は、刻々と変わる社会情勢に大きく影響を受けます。これからの社会を見据え、新たな健康・社会の課題や市民ニーズに対応できる、研究的な視点を持った高い実践力を備えた人材育成にも努めています。

これらの追及には、看護学を基盤として、医学、福祉学、社会学、心理学、教育学などさまざまな知識を学ぶことはもちろんですが、対象となる人々や分野を超えたエキスパートとの対話が、何よりも大切な基盤であることを信条に教育・実践活動に取り組んでいます。

日頃の実践知や課題意識を可視化、追及してみたい方、ともに学んでまいりましょう。