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研究内容紹介

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リハビリテーションの費用対効果について

氏名
長山 洋史
所属
リハビリテーション学科 作業療法学専攻
研究分野
作業療法学,医療社会学,医療経済学,臨床疫学
キーワード

費用対効果,作業療法

取り組み内容

日本でも医薬品、医療技術に対する費用対効果評価制度が本格的にスタートし、効果だけでなく、費用対効果の視点もますます重要となっています。私は、作業療法やリハビリテーションの効果や費用対効果について研究しています。 具体的には、ADOCというiPadアプリケーションを用いた作業療法の費用効果分析やリハビリテーションの単位数が退院後の医療費に与える影響などを検証しております。
リハビリテーションでは、様々な疾患や障害を持った方に対して、それぞれの特性に応じた介入が重要となります。退院後の状況を予測し、費用対効果を加味した上で、どの時期にどのような介入が費用効果的であるのかなどについて、今後は研究していきたいと考えております。対象者の方にとって、社会にとって少しでも貢献できる研究を目指しております。

メッセージ

日々の臨床疑問から仮説を導き、それを検証する。この一連の流れは、単純そうで、かなり複雑です。仮説通りに結果が出ない事も多いです。しかしながら、これが臨床研究であり、実際の臨床を反映した重要な知見であると感じています。データから導き出された結果から、どの様に価値判断するかが研究の鍵であり、研究者の見識が問われるのだと思います。対象者のため、作業療法のため、社会のために、これからも様々な視野を持って研究に取り組んでいきたいと思っています。興味がある方は、ぜひ一緒に研究しましょう。

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