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卒業生講演会~世界へ羽ばたく県大生~を開催しました

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1月23日(木曜)に、JICAの青年海外協力隊員として派遣された経験を持つ卒業生による講演会を開催しました。

当日は3名の卒業生が現地で体験したことや学んだことについて話してくれました。

 

ケニア共和国に看護師として派遣された竹内さん(看護学科卒業生)は、今まで常識だと思っていたことが、国が違えばそうではないということを実感。また、現地で医療隊員として健康相談を受けたり、ファーストエイド講習会を開いたりしたことから、看護師としての派遣を希望するなら、臨床経験を積んでから参加した方がよいと在学生にアドバイスしました。

パナマ共和国に管理栄養士として派遣された庄野さん(栄養学科卒業生)は、栄養管理の大切さをわかってもらうために、日々献立を作成しているNGO施設の調理師さんの体重や血圧測定を行い、食事の変化が体の変化につながることを実感してもらい、工夫や努力を重ねながら栄養に対する意識を徐々に変えていったという体験について話してくれました。

マラウィに派遣された玉枝さん(リハビリテーション学科理学療法学専攻卒業生)は、マラウィが抱える課題は多いという現状を知り、それらを一人の力で解決していくことは非常に難しいと感じたと同時に、多くの人々にこの現状を伝えたいと思ったそうです。帰国後は、マラウィでの経験を活かせるとの思いから、被災地復興事業や災害医療に携わっています。

 

講演会にはJICA横浜の職員の方にもお越しいただき、青年海外協力隊の仕事についてお話しいただきました。本学からは延べ20名(令和2年1月時点)が青年海外協力隊の事業に参加しています。世界に羽ばたいた卒業生の体験談を聞く貴重な機会となりました。

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