エストニアにあるタリン工科大学のTaltech School of Business and Governance、アントレプレナーシップ基礎コースで、本学が作成したテキスト（漫画）『未来への扉アントレプレナーシップ入門』を使った授業が２０２４年３月２８日に行われました。授業では、Basel Hammoda先生の指導のもと、日本からの留学生である、Akiha Kusumotoさんが、ファシリテーションを行いました。

今回の経緯として、島岡教授がポーランドで開催されたエフェクチュエーションの国際学会のコミュニティでPRしたところ、Basel先生が大変関心を示してくださり、Kusumotoさんが現地でも伝わるようアレンジくださいました。

Basel 先生からは、漫画を用いたこのテキストについて「起業家精神におけるエフェクチュエーションの原理をインタラクティブで楽しい方法で教えている」と高く評価いただいき、今回の授業での導入となりました。

エストニアは、世界屈指のデジタル先進国で知られます。インターネット電話のスカイプが開発されるなど「バルト海のシリコンバレー」とも評されます。このイノベーションエコシステムを支える高度人材を輩出するタリン工科大学の授業で、本漫画を用いたテキストが使われたことは、大変意義深く、また名誉なことと思います。今後もこういった形で活用いただけるように、広めてまいりたいと思います。