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本学の学生が学会発表で表彰されました

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第21回ベトナム全国若手健康科学技術学術集会にて脳卒中に関する研究を発表

修士課程2年のトゥオン・ティ・ホアさんが、「第21回ベトナム若手健康科学技術学術集会」(ハノイ医科大学主催・11月2日~4日)にて表彰されました。この催しは、35歳以下の研究者による学術集会で、43の病院・大学・研究所から27の専門領域に関する270件の発表が行われました。

ホアさんは、ハノイ医科大学卒業後、公衆衛生を学ぶために本研究科に入学しました。

 

発表内容

ベトナム、タンホア州のタンホア総合病院(州の基幹病院)において、脳卒中患者が発症から病院到着までに要した時間についての調査結果を発表した。脳梗塞患者では発症後早期(数時間以内)に血栓溶解療法を行うことで良好な予後が期待できるが、タンホア州では全般に来院までに長時間を要していることを明らかにした。救急搬送システムの改善や市民に脳卒中治療についての啓蒙などを行うことで、来院までの時間を短縮し、脳卒中の予後を大幅に改善できる可能性を示した。

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