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自閉症の早期判定技術開発に向けクラウドファンディングを開始

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自閉症による早期判定技術開発に向けクラウドファンディングを開始

~赤ちゃんの泣き声と睡眠を解析して、自閉症の早期判定・早期支援につなげたい~

 

 本学大学院ヘルスイノベーション研究科では、未病コンセプトに基づく社会システムや技術の革新を起こすことができる人材の育成とともに、健康長寿社会を実現する研究活動を実践しています。

 その一環として、このたび本学の徳野慎一教授をはじめとする研究グループが実施する標記の研究について、新たな技術開発に向けて、READYFOR株式会社との業務提携のもと、クラウドファンディングを開始しましたので、お知らせします。

 

1 研究の概要

 研究グループでは、「声から病気を判定する技術開発」を進めており、その中で、赤ちゃんの泣き声の特徴と睡眠パターンを組み合わせた解析で、自閉症の可能性を発見し、より早期に支援するための技術開発を目指しています。

 具体には、「自閉症スペクトラムの赤ちゃんの泣き声(泣き方)が、自閉症ではない赤ちゃんの泣き声(泣き方)と比較して、音声学的にも異なる」という仮説を実証するため、育児支援デバイスを利用する1歳6か月以上の子供5,000名を対象に、泣き声と睡眠データを収集し、それらを解析することで自閉症患児と健常児の差異を見出します。加えて、保護者にアンケートを実施し、解析データとの関連を見出していきます。

 

2 クラウドファンディングの実施の趣旨

 今回のクラウドファンディングを通じ、赤ちゃんの声を解析できる人材を雇用するための研究資金を確保するとともに、多くの皆様にプロジェクトを知っていただき、自閉症スペクトラムに対する理解を広めていきたいと考えております。

 今回の研究は、「音声データ×医療」の視点を「乳幼児の小児医療」へと応用させていく大きな一歩となると考えています。ぜひ、皆様からのあたたかいご寄付と応援をお願いいたします。

 

<クラウドファンディング実施概要>

プロジェクト

タイトル

赤ちゃんの泣き声と睡眠から、自閉症スペクトラムの早期判定への研究を
ページURL https://readyfor.jp/projects/SHI
目標金額

700万円(All or Nothing形式※)

※期間内に集まった寄付総額が目標金額に達した場合にのみ、実行者が寄付金を受け取れる仕組み

寄付の税制

優遇措置

寄付金控除型となっており、個人が行った寄付金については所得控除制度が適用され、法人が本学

へ寄付金を支出した場合はその全額を損金の額に算入することができます。

募集期間 本日から12月23日(金)23時まで 59日間
資金の使途 開発・研究人材の雇用経費

 

 本学では、日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社と業務提携を締結し、本学の研究者等に対するクラウドファンディングのサポート等を通じ、研究活動を推進しています。

 

問合せ先

公立大学法人神奈川県立保健福祉大学

大学院ヘルスイノベーション研究科 教授・徳野慎一

ヘルスイノベーションスクール担当部長 沖田

電話 044-589-3312 

電子メール shi-press@kuhs.ac.jp

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