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豊倉 いつみさん

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獣医師として神奈川県庁のヘルスケアにかかわる部署に勤務しています。学生時代に公衆衛生学を学びましたが、ずっと「まだ自分は公衆衛生学の一部分しかわかっていない」との思いがあり、ヘルスイノベーションスクールの入学を希望しました。もともと、仕事をしながら「もっと海外にも目を向けたい」と考えており、グローバル人材の育成を掲げている点も魅力でした。実際に入学し、「同級生」として20代から50代と年齢や職業も幅広い方々と接してさまざまな刺激を受けました。みなさん、同じものを見ても、見ている側面が違っていて、いつも発見があります。現在、ファイナンシャルの分野の知識も補強しています。教授の紹介で他大学のスペシャリストの教授陣のレクチャーを受けることもできました。

 

ヘルスイノベーションスクールは自分にとって視野が広がり、「こんな視点があった」と気付き、新しい視点を与えてくれる場所です。「いかに自分が狭いところで生きていたか」と感じました。個を大事にする風土があり学生からの提案も柔軟に受け入れてくれます。研究テーマも自分の希望通りに自由に進めることができ、教授陣が学術的な部分を補強するなどきちんと導いてくださいます。夜間の授業は、家族の理解があり、子育てをしながら通い続けることができました。将来は、動物や性教育など自分が興味を持つ分野で、社会に必要とされる施策に取り組んでいきたいですね。

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