News

戻る

ヒューマンサービス研究会第10回大会を開催しました

戻る

令和2年1月31日(金曜)にヒューマンサービス研究会第10回大会を開催しました。本学は、保健医療福祉の現場でヒューマンサービスを実践できる人材を育成することを理念としており、ヒューマンサービス研究会は、人としての尊厳を大切にするヒューマンサービスの理念を広く啓もうすることを目的として毎年開催しています。

 

ヒューマンサービス・シンポジウムでは、本学大学院保健福祉学研究科博士後期課程の学生が、「ヒューマンサービスの実践と研究から考えること」をテーマとして発表を行いました。「ヒューマンサービスとはなにか」という問いに対する自らの考えと、看護・栄養・社会福祉・リハビリテーションの専門職として現場で経験を積む中で見えてきた課題について話し、その内容をもとにディスカッションを行いました。

 

基調講演では、久里浜医療センターの樋口進先生をお招きし、ネット依存、ゲーム障害の最新知見についてご講演いただきました。樋口先生がご専門のネット依存、ゲーム障害は世界保健機関(WHO)により30年ぶりに改訂される国際疾病分類の第11回改訂版に新たに「Gaming Disorder」として加えられることとなりました。この基準をもとに、世界中の医療機関が診断や投薬を行うこととなります。このように項目に加わることは決して多くはなく、樋口先生を中心とする久里浜医療センターの研究・実践のご尽力の賜物と言えます。

 

この他、大学院保健福祉学研究科学生及び教員によるポスター発表を行い、それぞれの研究内容について発表しました。

 

前のページに戻る