大学院

修了生からのメッセージ

2018年10月5日

小山 裕子

 小山さん.jpg
  • 領域 看護
  • 在学 2015年度入学 2017年度修了

メッセージ

 私はがん医療の現場で働く中で、病を持ちながらもセルフケア能力を発揮する人々に関心をもち、学びを深めたいと思い大学院進学を決めました。
 修士論文では「末梢神経症状をもつ消化器がんサバイバーにおける身体活動の維持」をテーマに、抗がん剤治療を行った方にインタビュー調査を行いました。外来化学療法を行う間の限られた時間では見えにくい、その方のそれまでと変わらぬ“自分らしい生活“を送る様子とその奥にある努力や家族への配慮などを明らかにし、「その人らしい暮らしを支えるために看護師がある」という看護観を深められたことは、大きな成果となりました。
 大学助手の仕事と両立しながらの研究活動は、日々自分自身との戦いで、何度も挫けそうになりましたが、それを乗り越えられたのは同じく働きながら学び、研究活動を行う仲間や支えてくださった先生方のおかげです。
 本学で様々な保健福祉分野の仲間と切磋琢磨することで得られる新たな視点は、きっと皆さんの学び続ける力になると思います。

 

井上 宜充

 井上さん.jpg
  • 領域 リハビリテーション
  • 在学 2016年度入学 2017年度修了

メッセージ

 現在、私は総合病院で理学療法士として勤務しています。臨床業務の傍らで臨床研究にも取り組んできました。医療従事者として日々を送るにあたり「生涯が学習の日々」であり「学ぶことは喜び」であると感じています。もっと学びたいという一心で勤務地からも自宅からも近い神奈川県立保健福祉大学に入学しました。
 私の研究テーマは心不全初回入院患者の退院支援に関する価値感を調査・分析するものでした。患者が退院支援として何を求めているのか、理学療法士は何を重視しているのかを明らかにすることは今後に理学療法士が心不全患者に提供する退院支援の質を高める上で有意義と考えました。
 神奈川県立保健福祉大学は社会人として勤務をしながら履修しやすいカリキュラムとなっており、担当教員の先生方も学生に応じた配慮をしてくださいました。これは、勤務と履修を両立するためには重要な要因でした。
 これから本学への入学を考えている方は自分なりの研究テーマを明確にし、ぜひ挑戦していただきたいと思います。

 

島宗 美卯

  • 領域 社会福祉
  • 在学 2014年度入学 2017年度修了
  • 所属 公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

メッセージ

  本学において、ヒューマンサービスを基盤として、社会福祉・介護福祉に関する学びの緒を掴み、高齢者福祉の場で働く中で、対人援助の魅力を覚える一方、専門職としての在り様について自問することも増えていきました。
 学び直しと専門職としての軸を探すために進学した本大学院においては、本学の理念に基づく学びは勿論、教授陣や他の院生から領域を超えた様々な見識が得られ、講義が夜間や土曜日に設定されていることや長期履修学生制度を活用することにより、濃密で有意義な学びの時間を過ごせたと思います。
 社会福祉・介護福祉の専門職として、その意義や価値を高める在り様を模索する研究の過程においては、利用者やその家族、地域、同僚やチームとの双方向的な関係、ともに、という感覚の重要さを明確に感じることになりました。
 人の生物学的いのちと社会的いのちを守り合う専門家のチームをいかに構築するかとの学びを、皆さんと繋いでいければ幸いです。

このページの先頭へ