大学院

リハビリテーション領域の概要(博士前期課程)

2017年3月10日

Q リハビリテーション領域ではなにを学ぶのでしょうか?

A リハビリテーション領域では、多様化する社会のニーズに的確に対応できる科学的根拠に基づいた実践力を養い、かつ、主体的に問題を解決する能力を持った人材を育成することを基盤にします。大学院教育における知識と実践については、保健・医療・福祉における他職種との連携を考慮した高次元な実践能力の追求を行うとともに、専門領域におけるチームリーダーとなるよう幅広い研鑽をつめるような応用的、臨床的な教育に力を注ぎます。

リハビリテーション領域の専門科目

理学療法学 : 運動機能制御学特論、運動機能制御学特論演習、運動機能障害理学療法学特論、運動機能障害理学療法学特論演習、臨床理学療法学特論、臨床理学療法学特論演習、理学療法学特別研究

作業療法学 : 機能障害作業療法学特論、機能障害作業療法学演習、生活障害作業療法学特論、生活障害作業療法学演習、作業療法学特別研究

 

代表的な科目の概要

運動機能制御学特論大学院リハビリテーション領域 運動機能制御学特論の様子

リハビリテーションの一翼を担う理学療法は臨床、教育、研究に立脚した実践科学として現在急速な発展を遂げています。そのため、理学療法の根幹をなす学問体系は非常に幅広く、研究領域もそれにつれて多岐にわたっています。この講義では理学療法が手段として運動を用いること、そして結果として運動を改善するということから、運動そのものの持つ特性を基礎である解剖学、電気生理学、運動解析学などの方法論を用いて分析し、統合的な運動機能制御メカニズムを究明する研究の方法論とその実践を行います。さらに、その基礎的な理論に立脚して臨床における理学療法への幅広い展開を可能にするような思考過程を身につけていきます。

 

機能障害作業療法学演習大学院リハビリテーション領域 機能障害作業療法学演習の様子

作業療法では、作業遂行に必要な運動や認知機能の向上(ボトムアップアプローチ)を図りながら、対象者の作業に対する意志を尊重(トップダウンアプローチ)する実践が主流となりつつあります。本演習では、実際の場面で行われた作業療法士と対象者間の「会話」、「検査結果」と解釈、身体への働きかけや「環境調整」の様子をデータとして、作業療法士が具体的な支援方法や助言をどのように決定するのか(作業療法リーズニング)について学びます。さらに,発達障害に対する作業療法では、特別支援教育制度における作業療法介入の効果について、精神障害に対する作業療法では、認知行動療法的介入による効果とエビデンスについて学びます。

 

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