大学院

研究科長メッセージ

2018年4月26日

白水 保健福祉学研究科 研究科長 近影

保健福祉学研究科 研究科長 白水 眞理子

保健・医療・福祉の現場は、専門分化が進行する一方で、シームレスなサービスの必要性と効果に注目し、連携や協働の具体的な取り組みが随所で始まっています。しかしこのような連携や支援体制が不十分であるために、救える命や尊重されるべき人権、高められるはずのQOLがないがしろにされる例が後を絶たないのも事実です。

本学大学院で、各専門領域の知識を深め、課題を探求していく能力を培うだけではなく、クライアントの立場から「ヒューマンサービス」を捉えなおし、討議することに取り組みましょう。必要とされるサービスや連携システムを仲間と共に作り上げ、モニタリングし、評価する能力を育成すること、また、クライアントのニーズを汲み取りながら、熱意とビジョンをもってケアする力、変化を起こす力を蓄えるための学び合いができることを意図し、カリキュラムを構築しています。

修了後は、当事者と協働し、学際的に課題解決にあたることのできる人材、また実践と研究の循環に価値を置き、研究に継続して取り組むことで実践者・教育者・研究者として成長できる人材として、それぞれの現場において活躍することを期待しています。

平成29年度から博士後期課程を設置し、保健福祉学の発展に寄与する研究成果を産出できる研究者養成を開始します。自分自身の壁、専門性の壁を乗り越えようとするプロセスで見えてくるものが何なのか、またヘルスケアとソーシャルケアの有機的連携を基盤とした研究が、少子高齢社会に何をもたらすのかという問いに対するより深い探究が始まります。

 

プロフィール

聖路加看護大学衛生看護学部卒、聖路加看護大学大学院看護学研究科看護学専攻博士前期課程修了、修士(看護学)、聖路加看護大学院看護学研究科博士後期課程単位取得後退学、平成15年度から本学助教授、平成19年度から教授。
平成21年度から保健福祉学研究科専攻長、平成27年度から同研究科長。

 

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