地域貢献

標津町における食育研修ツアー

2016年9月14日

標津町における食育研修ツアーに参加しました!

 8月21日から24日、食生態・食育研究室ゼミ生7名は北海道標津(しべつ)町で実施されたゼミで「見て!食べて!体験して!標津まるごと地域HACCP研修ツアー」に参加しました。この研修は標津町と相模女子大学管理栄養学科の協働による「地場産物を使ったコラボ弁当開発事業」の一環として実施されました。参加者は相模女子大学・栄養教育学研究室のゼミ生、両校の教員、関係者を含め27名でした。

 この研修の目的は、「“食”に触れ実際に食べることで、食物の重要性と関わっている方々とのつながりを感じ、感謝の気持ちを持つことで、今後自らの食生活をよりよくしていくための知識・スキル・態度を高めること」でした。

 標津町では、地域一体となってHACCPシステムを実践しています。HACCP(ハサップ)とは、生産から消費にわたるまでの工程で、あらゆる危害の発生を分析、予測し、また、その危害が起こらないように工程中の重要な管理点を監視する方式です。つまり、標津の海で獲れる豊富な鮮魚介類をおいしく食べられるように、食の安全・安心をつくっているシステムといえます。地域HACCP学習の一環として、水産物の卸売市場や加工場の見学をしました。鮮魚介類を地面に直接置かない、適切な温度管理のもと保管する、など水揚げから市場、加工場、輸送までの各段階で適切な衛生管理が行われており、漁港ですら鮮魚介独特の臭いがしないことに驚きました。他にも、乳牛生産農家見学、サーモン科学館見学、森林保護のための枝打ち体験、地元産物を材料とした、いももち・生キャラメル作り体験、さらに海釣り体験など、広い“食”域での多様な体験ができました。

 私たちはこの研修を通じて、森林や海などの自然環境や食文化等の人間の営みの全ては、人が正しく関わっていかなければ必ず崩壊してしまうことを感じました。だからこそ常に人間が時間と労力をかけて管理し、守っていく必要があることが分かりました。また、生産から消費までの過程の中で、安全・安心な“食”を届けたいという生産者の想いとそれを実現するためのシステム、そして、伝統的な食文化の継承には地域の人々の知恵や工夫が多く存在していることを学びました。標津町の方々の想いに触れ、“食”を大切にする姿勢を学ぶとともに、私たちのような若い世代もさらに次の世代へ伝承していく責任があることを実感しました。今後も多様な食体験を通じて学びを深めていきたいと思います。

研修の様子1       研修の様子2

 

研修の様子3

 

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