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チームで患者と家族を支え、同じゴールを目指す理学療法を実践

三浦市立病院 リハビリテーション科

藤井 伸行

リハビリテーション学科 理学療法学専攻卒業

学生時代に真剣に取り組んだこと、熱中したこと、苦労したことを教えてください。

解剖学や運動学、動作分析学といった専門的な講義は新鮮で興味深く、真剣に取り組みました。サークル活動や学校祭などの活動も積極的に取り組むことで他学科の仲間との絆を育むことができました。

卒業後の進路を決めたのはいつ頃ですか?

4年生の実習終了までは県内で就職するか地元に帰省するか悩みましたが、実習先の施設が魅力的であり、実習中にそこに就職しようと決めました。

卒業研究のテーマと概要を教えてください。

テーマ:腹横筋による体幹安定化が下肢に及ぼす影響

脊柱の安定化に影響を与える、腹横筋の特徴的な収縮練習により下肢の単関節・多関節筋に変化を認めるか筋電図学的に検証しました。

現在の仕事で担当している事、大学での学びを活かせる部分をお聞かせください。

現在は理学療法士として病院に在籍し、主に院外で勤務する訪問リハビリテーションを担当しています。患者様やご家族を支えるのは理学療法士一人ではなく、多職種のチーム全体で目指すゴールをチームで共有する重要性を意識できた点に、大学での学びを活かせていると思います。

大学の好きなところを教えてください。

教員の先生方が教育だけでなく専門的な研究・臨床分野にも積極的であり、幅広い学びの機会と、社会人としての見本になっていただいたことです。

これからの受験生や後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

受験生の皆さん、神奈川県立保健福祉大学はアットホームな雰囲気の中で自分が目指す専門的な領域を学べるだけでなく、社会に出てから関わる他領域についても触れる機会が多くあります。ぜひ本学の門を叩いてみてください。そして在校生のみなさん、卒業してみると学生時代にやっておけば良かったと思うことばかりです。いろいろなことに挑戦し、学び、大学生活を楽しんでください。

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