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研究内容紹介

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変形性関節症における「3つの目」を目標にして

氏名
田中 繁治
所属
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
研究分野
運動器理学療法学,国際保健学
キーワード

変形性関節症,高齢者,理学療法評価学,Clinical Prediction Rule

取り組み内容

本邦の高齢化率は世界でも有数となっています。高齢者の運動機能を低下させ、要介護状態にさせてしまう主な疾患として変形性関節症があります。私は、高齢者の方々が自分らしい生活・活動ができるように支援したいと思い、これまでに変形性関節症患者さんのリハビリテーション・理学療法について研究を進めてきました。この中でも、手術前の患者さんの理学療法評価を通して予後を予測することや臨床疫学的手法を用いて歩行やIADLにおける理学療法の介入ポイントを具体化することについて主に取組んできました。
一方、この高齢化率の上昇は日本だけに限ったことではありません。経済発展の著しいASEAN諸国においても近年みられるようになってきました。そこで、私は日本で培ってきた綿密なデータに基づく「虫の目」を、より大きな世界に広げるための「鳥の目」を持って国際社会に貢献することを目標としています。具体的には、現在はタイ国をフィールドとし、タイ国在住の日本人およびタイ人高齢者のデータを分析しています。こうした世界で生じる健康に関連した諸問題は刻々と変化し、求められる研究が変化すると考えています。そのため、その潮流を読めるような「魚の目」を大切にしながら、できるだけ多くの方の健康を改善できるような研究をしていきたいと思っています。

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