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社会福祉学科

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その人がその人らしい生活を送るためのお手伝い

石渡 春輝

神奈川県立保健福祉大学に入学を決めた理由は?

高校生の時に進路を考えた際に、何か人のためになることをしたいとの思いから、社会福祉学科への入学を決めました。 県立大学は学費が安いこととアクセスの良さも魅力的でした。

大学で真剣に取り組んでいること、熱中していることは?

大学で真剣に取り組んでいることは、ゼミ活動です。
コロナの影響で対面授業やグループワークが少なくなっている中で、自分の意見を友人に共有して、友人の意見を新たに取り入れるディスカッション、そして先生と近い距離で話すことができる貴重な機会はとても刺激になります。

大変なこと、苦労していることは?

国家試験に向けた勉強が大変です。社会福祉士の全ての科目を授業で賄えるわけではないので、必ず自分で勉強しなくてはいけない科目があります。

好きな科目とその理由は?

好きな科目は地域福祉論の授業です。
「どうして今ある社会福祉の制度や法律ができたのか」「どのような考え方があって今があるのか」を知ることが出来るのがその理由です。地域福祉論の授業は、ゼミの活動や実習を通し見てきた地域の活動について知ることができる点が面白いです。

今後、取り組んでいきたい研究や学びは何?

僕は地域福祉に関心があるので、自分が住む街にどんな社会資源があるのか、地域ではどんな取り組みが行われているのかを調査し、ソーシャルワーカーとしてどんなアプローチができるのかを考えていきたいです。

学びや実習、臨地実習などを通じて成長したと感じる点は?

以前と比べ友人や家族、先生など、人と話すことが得意になったと思います。また、大学での講義や実習を通して、いろんな人がいて、それぞれの考え方があることを学びました。その人が持つ考え方を、受け入れなくとも受け止めて接することで、互いに話しやすい関係を築くことができるようになれたと思います。人と話すことが得意になったことで、他人との関係もうまくいくようになりました。

将来目指したいことは?

地域で有名な人になりたいです。有名な人というのは単に知名度があるというわけではなく、地域の人にとって、この人に聞けばなんでもわかる、なんでも話せると思われるような存在になりたいです。

大学の好きなところ、おすすめポイントは?

学生が多すぎないところがいいですね。学科をまたいで仲良くなれますし、どの学科も人との関わり方を学ぶことがあるからか、誰とでも仲良くなれますし、程よい距離感でいられます。構内も綺麗なので、とても居心地がよいです。

あなたにとって「ヒューマンサービス」とは?

ヒューマンサービスとは「その人がその人らしい生活を送るためのお手伝い」だと思います。
単に満足な生活ができない人を支援することではなく、その人らしさを尊重することがとても大切です。出来ないことや出来なくなったことに目を向けるのではなく、その人がまだ出来ることはなにか、どんなことが好きかに着目して関わることで、その人らしい生活を目指せると思います。
ITや医療がいくら発達しても到達しない支援の在り方、人と人との関係があるからこそヒューマンサービスは欠かせないものではないでしょうか。

最後に、受験生に向けてメッセージをどうぞ!

受験期は人生で1番周囲の目を気にする期間だと思います。友達が超難関大学を目指していたり、県立大学ってなに?社会福祉ってなに?と聞かれたりして、不安になることもあるかも知れません。あなたの進路を決めるのはあなた自身でしかないので、どんな理由であれ、自分の決定に誇りを持って進学先を決めてください。受験勉強、応援しています。

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