~ ともに学び、夢をかたちに ~
神奈川県立保健福祉大学
学長 山崎 美貴子
私たちは、多くの皆様との連携・協働のもとに、21世紀を担う人材育成に新たな地平を拓くことを目指しています。
神奈川県立保健福祉大学は、保健・医療・福祉領域にかかわる実践力のある専門職の養成、未来を見据えた総合的な能力を持って、「ヒューマンサービス」を実践の基盤とする豊かな人材の育成をはかることを目的として、2003年に開設されました。既に多くの卒業生が、対人援助のプロフェッショナルとして、日々、現場での実践に挑戦しています。卒業生・在校生は、私たちにとって大切な宝です。現場のみなさまの温かい導きや支えにより、本学での出会い・学びをいかし、様々な場で成長し、活躍を広げていることは、嬉しい限りです。
県の総合計画である「神奈川力構想」では、少子高齢化が急速に進行する2025年を見据え、専門性や総合性を有する保健・医療・福祉人材の計画的な養成に重点的に取り組むとし、その最も重要な拠点として本学における教育を位置づけています。
誰も排除されることなく、一人ひとりが大切にいかされ、安心し、生きがいを持って、その人らしく人生80年時代を生き抜くために最も必要なことは、健康でこころ豊かに暮らし続けることができる福祉社会づくりであり、それを支える人材の確保こそ緊急かつ重要な課題であると認識いたしております。
私たちが暮らすこの地球では環境問題をはじめ人間の存在を危うくする様々な課題が生じはじめており、また一方では地域社会、家族、企業といった支え合いの基盤さえ揺るぎ始めています。先行きに不透明感が漂い、次の時代が見えにくく、若者の間には、未来に希望が見出せない不安が広がっているとも言われています。
しかし、こうした時代状況だからこそ、希望をもって時代と社会にこだわり、私たち自身が健康で心豊かに暮らせる地域社会づくりの牽引車となる保健・医療・福祉の実践者として高い専門性を備え、創造的、開拓的志をもって神奈川で、全国で、そしてアジアにまでウイングを広げる実力を持った人材養成に挑戦してゆきたいと願っています。
私たちとともに知恵を出し合って、一歩一歩、この夢をかたちにしてまいりましょう。