今日、人々は大きな変革の流れのなかに生活しています。
科学技術の進展や、社会制度の充実にともない、人々の生活は飛躍的に向上してきましたが、一方で情報化、グローバル化が一段と進み、現代社会はますます高度で複雑になっています。
しかし、どんなに時が移り変わろうとも、私たちが心豊かに日々の生活を送るためには、互いの人格を尊重しあうことのできる、温もりのある人と人とのつながりが必要不可欠です。保健・医療・福祉の分野では特に、そのような人間関係を築くことのできる豊かな人間性を持った人材が求められているように思います。
そうした中で、神奈川県では一人ひとりの人間と生活を理解し、多様な価値観を受け止め、お互いの痛みを共有できる保健・医療・福祉を担う人材を数多く育てたいと願い、「保健福祉大学」を開学し、今年で8年目を迎えることとなりました。
保健福祉大学では、4つの学科が連携し、本学の基本理念に掲げる「ヒューマンサービス」の実現を担う新たな人材の育成を、また「実践教育センター」では、学部との緊密な連携を図りつつ、病院や福祉施設などで活躍されていらっしゃる方々にとっての生涯教育を担う拠点として多様な教育研修を実施しています。
さらに2007年4月より、保健・医療・福祉にかかわる広い理解を持ってそれぞれの分野と連携・協力をめざすことのできる高度専門職業人を育成することを目標に大学院を設置しています。
副学長 古谷 幸治
大学の理念の象徴科目である「ヒューマンサービス論」の開設
- 「保健・医療・福祉の連携と総合化」、「ヒューマンサービス」を実践するために必要な幅広い知識や、豊かな教養を身につける必要性について学生一人ひとりが深く理解し、本学で様々な科目を学ぶ意欲を育むことをめざします。
「健康論」「地域保健医療福祉連携論」など連携実践教育科目の開設
- 専門分野だけでなく、他分野の各専門職の役割・現状・課題について把握し、保健・医療・福祉の連携と統合について理解することをめざします。
- 保健・医療・福祉の様々な場面における実践や、利用者の状況を理解する実習を多く取り入れています。
すでに保健・医療・福祉の各分野で活躍されている様々な職種の方のより一層のレベルアップのため、指導・管理者養成、高度専門等の各教育研修を実施し、地域が抱える課題解決のための実践研究に取り組みます。また自主的な研究活動等の場としてご活用いただけます。
21世紀の神奈川の保健・医療・福祉を支えるのは、未来への希望に燃える皆さんです。
このキャンパスでヒューマンサービスの実現を目指し、人間味あふれる保健・医療・福祉に携わる人材として幅広く活躍されることを期待しております。
在学生の声
- 看護学科
- 今までは看護という狭い視点でしか医療を捉えていませんでしたが、全学科共通の科目を通して他学科の職種や役割を知り、視野が広がりました。
- 演習の授業では、自分で実際に体験することで様々な発見があるので、楽しいです。
- 魅力的な教授の方々、最新の設備、充実した学習カリキュラム・・・そしてなにより、ここには看護師、助産師、養護教諭など同様の夢をもった多くの仲間達がいます。私にとってこの大学で得た友人はかけがえのない宝物です。
栄養学科
- 「食」と「栄養」の世界は、自分が想像していたものよりはるかに広く、深いことがわかりました。さらに他の分野も含めて、「もっと知りたい」と思えることがたくさん見つかりました。今後の勉強がますます楽しみです。
- いろいろな職種との連携、そしてヒューマンサービスという新しい考え方に惹かれ この大学を志望しました。
- 教えてくださる先生方はもちろん、設備、環境、私達が将来目指す"管理栄養士"になるためのすべてがここにはそろっています。
社会福祉学科- 教授と学生の仲がとてもフレンドリーで、講義の時間も楽しく受けられます。専門的な講義が1年からありますが、教授陣はとても著名な先生が多く、丁寧に楽しく教えて下さいます。
- 少人数であるということで友達をたくさん作ることができます。同じ学科はもちろんのこと、他の学科の学生とも話す機会が多く、他の専門職についても理解を深め合うことが出来ると思います。
- 授業では、1泊2日のオリエンテーションキャンプや全学部合同の現場実習など、興味深くて面白いカリキュラムがたくさんあります。
- 学生は学科を越えて皆仲が良く、和気あいあいとした雰囲気です。
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
- 私たちは、幅広い医療知識を学ばなければなりません。そして、それらを吸収するのは正直言ってとても大変です。しかし、知識を身に付ける事により、将来理学療法士として広く活躍できる場があるのだと実感するのと同時に、この職に求められている高い重要性に期待で胸が一杯です。
リハビリテーション学科 作業療法学専攻- 病院や施設などでの実習の機会が多く、作業療法学科では1学年で見学実習があり、3学年から本格的な実習にはいります。また、4学科が共同しておこなうチーム医療の実習もあります。